肩凝り

耳の神経を脅かす腫瘍

耳を侵す腫瘍と今後の動向

男性

聴神経腫瘍とは、聴神経と呼ばれる耳の神経の周りを鞘のように囲っているシュワン細胞と呼ばれる細胞から発生する良性の腫瘍のことを指しています。この腫瘍は非常に遅いスピードで大きくなるため、症状が出るまで長い時間がかかる場合が多いです。症状としてはまず聴力の低下から始まり、顔面のしびれやめまいなどが併発するというケースが一般的です。治療の方法としては第一選択としては手術がまず挙げられますが、最近ではガンマナイフと呼ばれる放射線を使った治療法も発達してきています。こちらの方が皮膚を切るリスクが少なく、内科的な疾患があって手術が難しいケースには効果的だからです。今後は、聴神経腫瘍の手術に関してはガンマナイフを使用することが一般的になるでしょう。

腫瘍で知っておくべきこと

ここで、聴神経腫瘍に関して知っておくべきことが2つあります。まず一つ目はこの腫瘍は大体良性のものであるため、一般的に手術などで完全に切除してしまえば再発のリスクはないということです。脳以外の他の臓器に転移することもほとんどありません。二つ目は聴神経腫瘍の診断の仕方に関してです。聴神経腫瘍の診断は主に頭部MRIによって行われることが多いです。なぜなら頭部MRIは頭部を鮮明に映し出すことができ、腫瘍などの場所をすぐに発見することが出来るからです。つまり聴力の低下やめまい、手足のしびれなど聴神経腫瘍と疑わしき症状が出てきた場合は、頭部のMRIの検査を受ければ、腫瘍の早期発見に繋がる可能性が高くなるのです。